サーチコンソールの「検出 – インデックス未登録」の対処法について解説します。
「検出 – インデックス未登録」とは?
サーチコンソールの「検出 – インデックス未登録」とは、Googleによってページが検出されたものの、一旦クロールが保留され、結果としてインデックスされていない状態のことを指します。
これにより、検索結果ページにおいて該当ページが表示されないため、検索経由でユーザーに見つけてもらうことは事実上不可能となってしまいます。
クロールされなかった理由としては次のようなことが考えられます。
- サイトへの過負荷が予想されたため
- クロールの優先度が低いとみなされたため
この問題を解決するためには、いくつかの対処法を試すことが重要です。
「検出 – インデックス未登録」の対処法
対処方法についてですが、結論から言うと、明確に効果があると言えるようなものはない、というのが私の正直な実感です。しかし、以下で紹介する対処法については効果がある場合もあるので試してみる価値があります。
- 放置
- インデックス登録をリクエスト
- コンテンツの見直し
放置
時間が解決するまで何もしないで待つというのが一番現実的な対処法という気がします。一部のページはクロールされてもすぐにインデックスに登録されないことがありますが、通常は時間と共に解決されることが多いです。特に、新しいサイトやページはクロール頻度が低い場合があるので、しばらく様子を見ることも重要です。
インデックス登録をリクエスト
サーチコンソールの「URL検査」→「インデックス登録をリクエスト」より、Googleに対してページのクロールを促進することができます。詳細は以下のページで解説しています。
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これによって、一部のページはすんなりとインデックスされる場合もありますが、一向にされない場合もあります。全てのページで効果的ではない場合もあるので、あくまで個別のケースによって試す価値があります。
コンテンツの見直し
Googleは価値のある、ユーザーに有益なコンテンツを好む傾向があります。もしページがインデックスされない場合、コンテンツに問題がある可能性があります。コンテンツの見直しを行い、情報の正確性や充実性、内部リンクの実装、ユーザーの検索意図に適合しているかなどを改善することで、インデックス登録の可能性が高まります。
おわりに
「検出 – インデックス未登録」の問題は、放置することも一つの対処法ですが、時間が解決するまで気長に待つ必要があります。
できる限り早く解決したいという場合は、インデックス促進の機能を利用したり、コンテンツの見直しを行うことで、問題が解決される可能性があります。
サイト全体やコンテンツの見直しは、SEOの観点からも重要な作業なので、この機会にしっかりと対応することをおすすめします。